カリフォルニア州サンタクララ– 2025年8月18日-株式会社日立製作所(以下、日立)の米国子会社である GlobalLogic Inc.(以下、GlobalLogic)は、本日、VelocityAI Testingを新たに発表しました。VelocityAI Testingは品質保証におけるパラダイムシフトに対応し、インテリジェンス(高度な機能)を組み込むことで、ソフトウェア開発ライフサイクルのすべての段階においてリアルタイムで品質を確保し、サイクルタイムの短縮を実現します。
昨今、企業は、テクノロジーの進化のスピード、セキュリティの課題、高額な導入コスト、テスト分野における熟練技術者の不足といった大きな課題に直面しています。柔軟な商用モデルを通じて提供されるVelocityAI Testingは、これらの課題に直接対応し、コスト効率が高く、スケーラブルで成果重視のソリューションを提供することで、市場投入までの時間と不具合を削減します。
GlobalLogicのテクノロジーおよびSDLCのSenior Vice PresidentであるRaj Sethi(ラジ・セティ)は「ソフトウェア開発の未来は、ライフサイクル全体にわたってエンタープライズグレードの生成AIツールを高度に統合することにかかっており、品質保証も例外ではありません。VelocityAI Testingは、既存のプロセスにシームレスに統合され、変更に関わる管理をほとんどまたはまったく必要とせず、現在のエンジニアリングパートナーシップの有無にかかわらず、あらゆる規模の組織に即時に価値を提供します。VelocityAI Testingは透明性を保ちながら稼働し、市場投入までの時間を短縮し、品質を向上させるとともに、絶えず変化するテクノロジー環境に柔軟な運用モデルと商用モデルで適応します。」と述べています。
VelocityAI Testingの機能:
- テスト戦略の開発:オンボーディング中にエージェントを活用して、時間を短縮し、テスト自動化の成功率を向上させます。
- 自律的なテストケースの生成:JIRA/ADOおよびCAKE (Context-Aware Knowledge Engine) のユーザーストーリー、サブタスク、アーティファクトから機能テストと非機能テストのテストケースを作成します。CAKEはインテリジェントなメディエーターおよびインテグレーターとして機能し、SDLCのすべての部分に完全で明確なコンテキスト豊富な情報があることを確認します。これにより、サニティテスト、スモークテスト、回帰テスト、受け入れテストが直接サポートされます。
- スクリプトと出力の統合:出力はJiraまたはQMetryなどのサードパーティ製ツールに保存されます。テストケースの実行は個別に処理され、実行中の環境へのアクセスが必要です。VelocityAI Testingでは、事前にシステムをデプロイする必要はありません。スクリプトはターゲットシステムを指すように設計されています。
- 柔軟で安全なデプロイ: VelocityAI Testingは、クライアントのVPC(仮想プライベートクラウド)内に導入することが可能であり、データのプライバシーを確保しつつ、企業のセキュリティポリシーに準拠します。また、GlobalLogicのVPC環境、オンプレミス、さらには高度なセキュリティ要件が求められるエアギャップ環境での導入にも対応しています。
- コンテキスト対応のテスト設計:VelocityAI Testingは、BRD、PRD、ワイヤーフレーム、Figmaデザイン、ユーザーガイドなどのドキュメントを利用して、関連するビジネスコンテキストでテストシナリオを強化します。コンテキストは、CAKEを通じて提供されるペルソナ情報と知識によってさらに強化されます。
- デファクトの管理とレポート:生成AIを活用してデファクトをJIRA/ADOに自動的に記録し、根本原因を特定します。また、未テストの領域を検出し、KPI、カバレッジ、および品質メトリックを追跡するためのスマートなダッシュボードを提供します。
エンジニアリングの効果:
VelocityAI Testingは、ソフトウェアテストライフサイクル(STLC)全体にわたる主要な品質保証(QA)の課題に対し、目的に応じて設計された生成AIツールを用いて対応します。
- GlobalLogicは、VelocityAI SDLCを活用し、構築済みのプロダクトやサービスを提供する国際的なプロバイダーのデジタル変革の加速を支援しました。GlobalLogicが開発したアクセラレーターを用いた生成AI支援による開発・テストにより、この企業は新規および既存システムの領域で30%の改善を達成しました。
- 放送・配信業界のメディア・エンターテインメント企業に対しては、STLC全体にわたるエンドツーエンドの品質保証(QA)を提供しました。GlobalLogicはQAの自動化、テストシナリオの生成、APIおよびテストスクリプトの自動化を実施し、STLC全体のサイクルを30〜40%短縮しました。さらに、shift-leftアプローチの導入を促進し、テストケースの保守も最適化しました。
- コンタクトセンターサービスのプロバイダーに対しては、QAインフラのモダナイゼーションを支援しました。社内アクセラレーターを活用したQA検証の自動化により、作業時間を50%削減しました。また、同社の顧客の94%をマルチテナンシープラットフォームへ移行し、四半期ごとの本番バックログを12〜13%削減しました。4
GlobalLogicは、2021年以来、機械学習と生成AI技術の豊富な経験を持ち、10年以上にわたってAIイノベーションの最前線にいます。VelocityAI Testingのローンチは、GlobalLogicがお客さまの“Engineer Advantage”を支援するというコミットメントにおける重要なマイルストーンです。これは、安定性重視の受動的な姿勢から、成長志向の能動的な姿勢へと転換するために、生成AIを中心としたアプローチを通じて実現されます。
詳細については、GlobalLogic VelocityAI Testingを参照してください。
GlobalLogicについて:
GlobalLogic は、デジタルエンジニアリング業界のリーディングカンパニーです。グローバルな顧客基盤を有し、革新的なプロダクトやプラットフォーム、さらにはデジタルな体験価値を、お客さまとともにデザインし構築します。GlobalLogic が強みとする、エクスペリエンスデザインや高度なエンジニアリング、データに関する専門知識を組み合わせることで、お客さまのデジタルトランスフォーメーションを支援しています。GlobalLogicは、シリコンバレーに本社を置き、世界各地にデザインスタジオやエンジニアリングセンターを展開しています。通信、金融サービス、自動車、ヘルスケア、ライフサイエンス、テクノロジー、メディア・エンターテイメント、製造業、半導体など、多種多様な業界のお客さまへ、GlobalLogic の深い専門知識を提供しています。
GlobalLogic は日立製作所のグループ会社として、データとテクノロジーで社会インフラを革新する社会イノベーション事業を通じて、人々が幸せで豊かに暮らすことができる持続可能な社会の実現に貢献します。


