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次なる成長フェーズに向け、新たなリーダーシップ体制を発表

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急速な変革をもたらす生成AI、Agentic AI、フィジカルAIの無限の可能性を最大化し、
イノベーションの拡大へのコミットメントと注力を体現する新体制

サンタクララ, カリフォルニア州 – 2025年12月11日 株式会社日立製作所(以下、日立)の米国子会社であるGlobalLogic Inc.(以下、GlobalLogic)は、本日、シニアリーダーシップチームにおける主要な人事異動および昇格を発表しました。Sumit Sood(スミット・スード)が、新たに新設された重要な経営幹部職であるChief Synergy and Transformation Officerに就任します。また、Ethan Matyas(イーサン・マティアス)がChief Delivery Officer(CDO)に、Vishal Anand(ヴィシャル・アナンド)がChief Operations Officer(COO)に、そしてVikas Kaul(ヴィカス・カウル)が Chief People Officer(CPO)にそれぞれ任命されました。これらの人事は、2025年12月1日付で発効しています。

今回の人事は、GlobalLogicの成長事業における変化するニーズへの対応、ならびに生成AI、Agentic AI、フィジカルAIが顧客や社会にもたらし続ける急速な変革と無限の可能性への対応を進化させるために主導されました。今回の任命は、イノベーションの拡大、グローバルデリバリーモデルの最適化、そして日立グループ内での役割が提示する極めて大きな機会を最大化するという、GlobalLogicのコミットメントと注力分野を反映しています。

GlobalLogicの社長兼CEOであるSrini Shankar(スリニ・シャンカー)は「当社にとって極めて重要なこの時期に、Sumit Soodが新設されたChief Synergy and Transformation Officerに就任するとともに、Ethan Matyas と Vishal Anand の両名が経営幹部チームに昇格、そしてVikas Kaulを Chief People Officerとして正式に迎えることができ、大変嬉しく思います。彼らが培ってきた専門知識とリーダーシップは、業界における来る大転換期を乗り越え、戦略的目標を達成するために極めて重要な役割を果たすでしょう。」と述べています。


Chief Synergy and Transformation Officer / Sumit Sood
従来Chief Operating Officer (COO)だったSumit Soodは、新たに設置された重要な経営幹部職である Chief Synergy and Transformation Officerに就任します。彼の主な注力分野は、日立との戦略的連携の強化および「真のOne Hitachi」の加速となります。SoodはSynergyビジネスユニットを率い、グループ全体のデジタルトランスフォーメーションを推進し、Agentic  AI開発に向けた統合的なアプローチを主導します。また、引き続きGlobalLogic VelocityAIを通じた当社のAIトランスフォーメーションおよびAIによる包括的なサービスオファリングをけん引すると同時に、CTO組織、プラクティス(専門技術領域)、およびデータ&インテリジェンス・エンジニアリング事業についても、引き続き指揮を執ります。


Chief Delivery Officer (CDO)/ Ethan Matyas
Ethan Matyasは Chief Delivery Officer(CDO)に就任しました。この役割は、お客さまのデリバリーの重要性と、すべての地域およびポートフォリオにおけるデリバリーに、エンドツーエンドの責任を持つグローバルデリバリーモデルへの進化を反映したものです。以前はグループ・バイス・プレジデント兼エンジニアリング&デリバリー責任者を務めていたMatyasのCDOとしての新たな使命は、複雑なプログラムを提供する能力を強化し、統一された「One GlobalLogic」の顧客体験を確保し、プロジェクト構造をより広範なエンゲージメントへと進化させることです。また、GlobalLogic VelocityAIを活用したビジネス変革目標の推進に注力し、イノベーションの拡大、生産性、品質、財務パフォーマンスの向上をめざす戦略的プログラムを主導することで、すべてのプロジェクトにAI適用を組み込んでいきます。


Chief Operations Officer (COO) / Vishal Anand
GlobalLogicの継続的な成長を支える戦略的な移行の一環として、これまでグループ・バイス・プレジデント兼グローバルビジネスオペレーション責任者、および米州責任者を務めてきた Vishal Anandが、Chief Operations Officer(COO)に就任します。この役割において、アナンドはオペレーショナル・エクセレンス(業務遂行能力の卓越性)を推進し、すべてのシステム、プロセス、および機能が効果的に拡張することを確実にする責任を負います。彼は、タレントアクイジション(採用)、ラーニング&デベロップメント(人財開発・学習)、ビジネスオペレーション、品質保証を含むグローバルオペレーションを統括します。また、グローバルP&L(損益)ガバナンスを監督し、テクノロジー人財の能力強化を図るとともに、米州エンジニアリング&デリバリーのリーダーとしてのポジションも維持します。


Chief People Officer (CPO) / Vikas Kaul
Vikas Kaulは Chief People Officer(CPO)に就任しました。25年以上にわたるHRおよびビジネスリーダーシップの経験(うち15年以上は日立グループでの幹部職を歴任)を生かし、 今後、GlobalLogicのグローバル人財戦略をリードします。彼の使命には、ハイパフォーマンスな文化の醸成、戦略的な人財開発の推進、そして組織全体に「AIへの探究心(AI-curious mindset)」を育むワークフォース・イノベーションの推進が含まれます。 Kaulは、GlobalLogicが世界トップクラスのデジタル人財にとって魅力的な職場としての地位を強化するとともに、組織のアジリティを確保し、GlobalLogicの継続的な成長と変革に不可欠であるダイナミックな労働力の構築に向けて極めて重要な役割を果たします。

GlobalLogicについて
GlobalLogicは、デジタルエンジニアリングのリーダーです。私たちは、世界中の企業ブランドに対し、現代社会に向けた革新的なプロダクト、プラットフォーム、デジタルエクスペリエンスのデザインおよび構築を支援しています。エクスペリエンスデザインと高度なエンジニアリング、データに関する専門知識を統合することで、お客さまの可能性を想像し、明日のデジタルビジネスへの移行を加速する支援を行っています。
シリコンバレーに本社を置くGlobalLogicは、世界中でデザインスタジオとエンジニアリングセンターを擁しており、モビリティ、通信、金融サービス、ヘルスケアおよびライフサイエンス、製造、メディア・エンターテイメント、半導体、テクノロジー業界のお客さまに豊富な専門知識を提供しています。
日立グループの1社であるGlobalLogicは、社会イノベーション事業として、データとテクノロジーによるイノベーションを推進し、より質の高い持続可能な社会に貢献しています。