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GobalLogic、Google Cloud Marketplace上で「VelocityAI」の提供を開始し、企業におけるAI導入とIT・OTのインテグレーションを加速

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AI基盤を強化するGemini Enterpriseを活用した新たなマーケットプレイス対応ソリューションで、デジタル・組織・フィジカルAIをつなぎ、生産性向上、業務効率化、およびビジネス変革を支援

ネバダ州ラスベガス 2026年4月22日―株式会社日立製作所(以下、日立)の米国子会社で、デジタルエンジニアリングのリーディング企業であるGlobalLogic Inc.(以下、GlobalLogic)は、4月22日(水)から24日(金)に米国ネバダ州ラスベガスで開催される「Google Cloud Next 2026」において、GlobalLogicのAIエージェントの開発や導入を支援するサービス群「VelocityAI」を、Gemini EnterpriseのアプリケーションおよびGemini Enterprise Agent Platformを基盤としたGoogle Cloud Marketplace上で提供開始することを発表しました。

この強力なシナジーにより、企業は部分的にAIを試験導入する段階から脱却し、Google CloudのAI技術と連携した、拡張性が高く、実装環境での利用に対応可能なAI導入に移行できるようになります。

さらに、GlobalLogicは、Google Cloud Marketplace上で利用できる2つの新ソリューションである「Complex Enterprise Transformation (高度な企業変革)」と「Physical AI & IT/OT Convergence (フィジカルAIとIT・OTの融合)」を発表しました。これらは、製造・産業、金融サービス、小売、ヘルスケア&ライフサイエンスなどの多様な業界において、展開しやすいAI導入を支援します。

GlobalLogicの社長兼CEOであり、Hitachi Digital ServicesのCEOを務めるSrini Shankar (スリーニ・シャンカール)は「Google Cloudとの戦略的パートナーシップ、およびGemini Enterpriseへの継続的な投資を通じて、私たちは、エンタープライズのお客さまがエージェンティックAIやフィジカルAIのソリューションを、責任ある形で大規模に導入することを強力に支援します。Google CloudとGeminiを基盤とするVelocityAIは、ソフトウェア、エンタープライズ・ワークフロー、そしてフィジカル・システム(物理システム)を繋ぐ、統合インテリジェンス・レイヤーを提供します。これにより、お客さまは測定可能な投資対効果を伴う、全社規模の変革を推進することが可能になります」と述べています。

2025年のMITのレポートでは、戦略の欠如、不十分なデータガバナンス、ワークフローへの統合の失敗により、エンタープライズAIの取り組みの大部分が試験段階を超えられずに失敗していることが示されています。VelocityAIは、AI、デジタルエンジニアリング、そして人間中心の設計 (ヒューマンセンタード・デザイン)を組み合わせることで、大胆なアイデアを具体的なビジネス成果へと変換し、こうした実装上の課題を解決します。

VelocityAIに、Google Cloudのインフラと、企業データ向けの強力なAI基盤である「Gemini Enterprise」を組み合わせることで、企業は以下の3分野において、セキュリティ、コンプライアンス、拡張性を確保しながら、実証段階のAI導入ではなく全社的なAI実装へと進むことが可能になります。

大手PEファンドWarburg Pincusの出資先企業であり、リハビリテーション療法向けの有力なプラットフォームを提供するWebPT社は、AIファーストの企業へと自らを再定義・再構築するため、GlobalLogicと協業を開始しました。WebPTとGlobalLogicは、AIネイティブなソフトウェア開発から、エージェントの大規模な現場実装に至るまで、かつてないスピードでAIによる変革を加速させており、各業界のSaaS企業がAI時代の新常識にどう適応していくかという、新たなパラダイムを創出しています。

WebPTのCEOであるAndrea Facini (アンドレア・ファチーニ)氏は「Google Cloud上のGlobalLogic VelocityAIソリューションを活用することで、当社は革新的な新しいサービスを会員に提供し、患者さまに最善の結果をもたらすことができています。私たちはわずか数週間で、単独のAIパイロットから全社展開へと移行しています。この前例のないスピードでイノベーションを起こせることは、お客さまをより良くサポートするためのAI主導の変革を加速させる上で極めて重要です」と述べています。

今回、新たに導入した2つのソリューションは次の通りです。
Complex Enterprise Transformation(高度な企業変革)
Gemini Enterpriseを搭載した「Complex Enterprise Transformation」は、複雑なビジネスプロセスの自動化、レガシーシステムのモダナイゼーション、およびインテリジェントな意思決定システムを可能にします。GlobalLogicはローコードのエージェントを戦略的に活用して人手の業務フローの変革を支援します。Gemini Enterprise、およびGoogle Cloudのデータ活用能力を組み合わせることで、複雑なシステムと従業員との間の直感的なコミュニケーションを拡大・向上させます。これにより、シームレスな「Human-in-the-loop(人間介在型)」の効率性を確保するとともに、測定可能な生産性向上を実現します。

Physical AI & IT/OT Convergence(フィジカルAIとIT/OTの融合)

「Physical AI & IT/OT Convergence」は、GlobalLogicと日立が培ってきたIT/OTの知見と、Google Cloud環境を活用し、デジタルAIと現場の設備・機器などの物理アセットをつなぐことで、新たな収益源と運用効率を創出します。Gemini Enterpriseと連携したVelocityAIのフィジカルAIインテグレーションを導入することで、企業はライブセンサーの情報を活用し、産業アセットと直接対話できるようになります。これにより、Geminiは現場の「オペレーショナル・コマンダー(運用指揮官)」へと進化し、より高度な制御、予知保全、および現場業務の最適化を可能にします。

Google CloudのMarketplace&ISV GTM Programs担当マネージングディレクターであるDai Vu氏は、「GlobalLogicのVelocityAIがGoogle Cloud Marketplace上で提供されることで、お客さまはGoogle Cloudの信頼性の高いグローバルインフラストラクチャ上で、VelocityAIを迅速に導入、管理、拡張できるようになります。GlobalLogicは、顧客のデジタルトランスフォーメーションのジャーニーにおいて、安全にスケールしながらサポートを提供できるようになります」と述べています。

今回の発表は、GlobalLogicが属する日立グループとGoogle Cloudとの複数年にわたる協業関係に基づくものです。両社の関係はこれまで着実に深化しており、2025年にGlobalLogicがGemini Enterpriseのローンチパートナーとなるための投資を行ったことも、エンタープライズグレードのAIソリューションを市場に投入する役割をさらに強固なものにしました。詳細は、4月22日から24日まで開催されるGoogle Cloud Nextのブース#2207で紹介しています。
Google Cloud、Gemini Enterprise、および Gemini Enterprise Agent Platform は、Google LLC の商標です。

GlobalLogicについて
GlobalLogic(www.globallogic.com)は、世界の先進的な企業に対し、AIを活用した革新的な製品やプラットフォーム、デジタル体験をデザイン・構築するためのデジタルエンジニアリングパートナーです。2000年の創業以来、デジタル変革の最前線で活躍してきた当社は、現在では、エクスペリエンスデザイン、高度なエンジニアリング、AI、データの専門知識を融合することで、お客さまのAI駆動型のビジネスへの移行を加速しています。本社はシリコンバレーにあり、GlobalLogicは日立グループの一員として、株式会社日立製作所の傘下で事業を展開しています。日立は「社会イノベーション事業」を通じて、AIやテクノロジーによるイノベーションを推進し、より豊かで持続可能な社会の実現に貢献しています。

日立製作所について
日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長事業を創出する戦略SIBビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumadaをコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の課題を解決します。2024年度(2025年3月期)売上収益は9兆7,833億円、2025年3月末時点で連結子会社は618社、全世界で約28万人の従業員を擁しています。詳しくは、www.hitachi.co.jpをご覧ください。